しょっぼいエンジニアのだらだら日記

日々のだらだらを綴っていきます

Virtualboxのブリッジ接続で固定IPを割り振る方法

最近 見事にはまったので 備忘を兼ねて記録。

背景: ローカル環境に開発環境を構築するにあたり、 いくつかLinuxベースのOSが必要になった。

Virtualbox使って仮想でいくつか環境を立てればいいかーと

軽く考えていたのだが、起動の度にIPがかわる。。。

これ、どうにか固定に起動できないかを調べていたら

以下の方法で固定IPの割り振りができるらしい!!

早速tryです。

☆やること

-- ホスト側

1)まずは適当に仮想環境を構築します

 今回私はCentOS7を入れました

2)ネットワーク設定の変更

 対象のゲストOSを選択し右クリック

 設定>>ネットワーク>>アダプター1

 割り当てに「ブリッジアダプター」を設定します    f:id:shobose:20170814213121p:plain  f:id:shobose:20170814213334p:plain

ホスト側の設定は以上です。

-- ゲスト側

3)ゲストOS側で設定ファイルの編集

 設定ファイル:/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-enp0s3

 以下のように編集します

 BOOTPROTO=none
 IPADDR=xxx.xxx.xxx.xxx 
 NETMASK=255.255.255.0
 GATEWAY=xxx.xxx.xxx.xxx
 NM_CONTROLLED=no

☆IPADDRとGATEWAYは使用する環境に合わせてね

IPADDRに固定で指定したいIPを入力する

解説

 BOOTPROTO

 固定IPにするかどうか

   固定にする場合 none or staticを指定  

 NM_CONTROLLED

 NetworkManagerの管理下に置くかどうか。

   これをyes(もしくは指定しない)にしてしまうと上記の設定が上書きされてしまうので、

必ずnoを指定する

4)Network再起動

#service network start

これで指定したIPに切り替わり、再起動をしてもIPが固定化されます。